『シヴィライゼーション VI 文明の興亡』: マプチェを導く“指導者”ラウタロ

チリの人々の間で「トキ」 (「戦いの長」、もしくは「斧を持つ者」) として崇められたラウタロは、侵略軍に対する反乱を十代のうちに率いて、その後数百年に渡って人々の象徴となった人物。スペインのコンキスタドールを倒し、奴隷としての立場から逃れ、圧倒的な戦力の敵と戦って名声を固めました。

スペインと接触する遥か前、ラウタロはマプチェ族の言葉で「速きタカ」を意味する“レフトラル”の名で呼ばれていました。幼少期は比較的穏やかに過ごしたラウタロでしたが、スペインがチリの植民地化を積極的に進め始め、スペインの砦が築かれるたびに、マプチェの領土は縮小していきました。最終的に先住民たちは反撃を開始、マプチェの族長の息子だったラウタロは、その時スペインによって捕らえられました。

約3年後、スペインから脱走し無事マプチェ族のもと戻った彼は、評議会によって副トキに任じられ、カウポリカンという百戦錬磨の戦士の補佐役に据えました。ラウタロとカウポリカンは力を合わせて軍を率い、彼らの領土のあちこちに築かれていたスペイン人の砦を襲撃したのです。

ラウタロは最も有名な軍事指導者の1人としてチリの歴史に名を残しています。戦術的観点から、彼こそ同国最初の本物の将軍であると考える者も多いのです。スペイン軍との圧倒的な戦力差もラウタロの決意を揺るがせることはありませんでした。彼の奮闘は現地民による抵抗の嚆矢となり、彼の死後も3世紀近くにわたって続きました。

固有ユニット: マロン騎兵

西暦16世紀になると、現在のチリ南部にスペイン人がやって来ました。彼らの到来と同時に南米へもたらされたのが馬です。コンキスタドールと出会うまで、マプチェはこの動物に馴染みがありませんでした。戦場でこの動物がどれだけ役に立つかを目のあたりにして、マプチェは戦い方の変更を迫られました。ラウタロがスペインに捕らえられていたこともあり、マプチェはすぐに馬の扱い方をおぼえ、スペイン軍最大の強みを自分たちのものにしました。侵略者に対する報復攻撃にちなんでマロン騎兵と名づけられた彼らは、素早い襲撃で敵を苦しめ、反撃される前に撤退することを常套手段としていました。その結果、このルネッサンス時代の固有ユニットは友好的な領土の近くで戦うと戦闘力にボーナスを得て、略奪による消費移動力も低下します。

 

固有建造物: ケマムル

マプチェ族は木で墓標を作り、死者を思い出すよすがとしました。ケマムルと呼ばれるこうした像は、1本の丸太から彫り出され、故人の墓の脇に据えられました。この「木の人」はほぼ等身大で、両手を体の前で交差させた姿勢をとっています。男性をかたどったものもあれば、女性をかたどったものもあります。

 

マプチェ族がこうした木像を作ったのは、愛する者の魂を守るためという意味合いがありました。こうした像は、墓を守り、魂が先祖のもとへたどり着くことを助けると信じられていました。この建造物はタイルのアピールの75%に相当する文化力をもたらすだけでなく、時代が進むと観光力を得られます。

 

指導者の固有能力: 速きタカ

ラウタロは元々マプチェ語で「速きタカ」を意味するレフラトルと呼ばれていました。その名に違わず、彼はスペインのコンキスタドールの騎兵隊を偵察し、弱点を突く方法を発見しました。これにより、敵都市の境界内で敵ユニットを倒すと、その都市の忠誠心が低下します。

文明の固有能力: トキ

族長としてラウタロはマプチェの人々を鼓舞し、軍事力で上回る相手との戦いで成功を収めました。彼は黄金時代のただ中にある文明との戦いにおいてボーナスを得られます。また、着任した総督によって都市内で鍛えられたユニットは、戦闘時により多くの経験値を獲得します。

 

2018年2月8日にリリースされる拡張パック『シドマイヤーズ シヴィライゼーションVI 文明の興亡』では、ラウタロを含む9人の新指導者が登場します。

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