『シヴィライゼーション VI』:コンゴを率いるのはムベンバ・ア・ンジンガ

『シヴィライゼーション VI』では新たにコンゴ王国が登場します。率いるのはムベンバ・ア・ンジンガです。アフォンソ1世の名でも知られる彼は、国中にキリスト教を広めたようとしたことで、また国内の近代化のためにポルトガルとの関係を強化したことでよく知られています。

ムベンバ・ア・ンジンガの王座への道は、争いに彩られていました。1506年、ムベンバは異母兄弟のムパンズ・ア・ンジンガの軍を破り、王位を我がものとします。この戦いについては、聖大ヤコブの幻影が現れて敵軍の戦意を撃ち砕いたことが勝利につながったと言われており、これを契機としてムベンバはキリスト教を強く信奉するようになりました。

ムベンバとポルトガルの関係は、最初は友好的でしたが、後には緊迫したものとなります。ポルトガルがコンゴでの奴隷貿易に関わっていることを憂慮したムベンバが、それを止めさせようと手を尽くしたためです。しかしそれ以前のポルトガルは、コンゴ社会の発展に貢献し、コンゴ国民全員をカトリックに改宗させようとした友好国でした。コンゴの側もポルトガルの宣教師たちは受け入れ、彼らが築いた学校は国の近代化に寄与しましたし、貴族は教養を深め、ポルトガルの建築家はコンゴに新たな建築様式をもたらしました。

固有ユニット:ンガオ・ムベバ

「盾を持つ者」と呼ばれたンガオ・ムベバは高度な訓練を受けた重装歩兵であり、1577年に彼らと戦ったポルトガル軍も彼らを「比類なき強敵」と評しています。コンゴの強力な軍の中核を担う彼らは、湾曲した剣と膝から首まである長い盾で武装していましたが、鎧の類いはほとんど身につけていませんでした。

固有区域:ンバンザ

ンバンザと呼ばれるコンゴの都市や町は、ヨーロッパからの影響が大きくなる以前にすでに誕生していました。発展にともない、ンバンザには多くの職人が住まうようになり、やがて彼らが街の支配者階級となっていきました。ちなみにコンゴの首都の名前はンバンザ・コンゴです。どのような都市か、容易に想像がつくでしょう。