『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ 』PC版、2月14日(木)リリース発表

2019年2月14日にWindows PC版がリリースされる『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ』では、高度な新技術、土木プロジェクト、ファン待望の世界会議などの新要素が追加され、変動する世界のエコシステムを導入します。自然がもたらすイベントは帝国の成長を後押しすることもあれば、国を揺るがす大惨事を招くこともあります。加えて、『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ』には8つの文明と9人の指導者、7つの世界遺産、バラエティ豊かな新ユニット、区域、建造物、施設などが登場します。

開発者からのメッセージ

シヴィライゼーション VI』のフランチャイズ・リードデザイナーのエド・ビーチです。この場をお借りして、次期拡張パック「嵐の訪れ」のエキサイティングな変更点を紹介します。

人類の歴史は、偉大な帝国、探検、生存競争、人間の精神をテーマとする物語に満ちています。「シヴィライゼーション」シリーズはこうした部分をゲームとして表現してきましたが、欠けていた部分もありました。変わりゆく地球が生活に与える影響や、私たちが地球に残す痕跡です。『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ』では、この部分が主なテーマになっています。

火山、嵐、水害… 自然災害!

本拡張パックでは自然が猛威を振るい、ゲームの舞台となる世界にはこれまで存在しなかった躍動感が生まれています。これまでも氾濫原が存在していましたが、動的な変化を伴わないため物足りなく思っていました。これからは違います! 本作では水害に関わるエリアが広がり、川に隣接する平地の草原や平原タイルも含まれるようになりました。川沿いのこうした地域では、かなり大きな産出量が得られる可能性があります。こう聞くとそうした場所に都市を作りたいかもしれませんが、飛びつくのは禁物です。河川は定期的に氾濫し、水害を受けるリスクがあるからです。水害が起きると、影響を受けたすべてのタイルで建物に被害が出てしまいます… が、対策も用意されているのでご心配なく! 新たに追加された「ダム」区域があれば被害を緩和できますし、水害は豊かな土をもたらします。被害から立ち直ったあとは、肥沃になったタイルから豊かな実りを期待できるでしょう。この仕組みは気に入っています。歴史を振り返っても、火山のそばや河川の流域といった危険な土地で文明が興り、繁栄を遂げた例は枚挙にいとまがありません。今後の『シヴィライゼーション VI』では、こうしたハイリスク・ハイリターンの決断を体験しながら、どこに都市を建てるかお悩みください。

環境によるエキサイティングな影響として、火山も新たに追加されました。火山も定期的に噴火を起こし、水害と同じようにリスクとリターンの判断を迫ります。火口から吹き出し、山肌を流れる灼熱のマグマをイメージすれば、火山の隣接タイルが被害を受けるのも当然だと思っていただけるでしょう。しかし、噴火のあとには火山性土が残ります。この土には産出を増やす効果があるため、長い目で見れば悪いことばかりでもありません。火山を登場させたおかげで、ゲームのマップ生成に一定のリアリズムを加えることもできました。『シヴィライゼーション VI』にはこれまでも大陸が存在していましたが、並びや配置は地質学的に必ずしも正確ではありませんでした。今回はその点を更新し、大陸の分水嶺、火山や地熱孔に沿って山脈が伸びる姿をご確認いただけるはずです。これまで自然遺産として存在していた火山も、強力なものに生まれ変わっています。

このように地質学的な特徴を追加した結果、自然遺産も何らかの形で区別できた方がいいと思うようになりました。そこから固有名詞を与えるアイディアが生まれました。河川や火山、山脈や砂漠などが新たに発見されると、第一発見者となった文明にちなんだ名前がつけられます。エジプトが川のほとりで文明をスタートさせると、その川はナイル川と呼ばれるようになります。もちろん、オランダのような文明が火山を見つけると話がおかしくなりますので、そういう場合には変則的に、その時のゲームに登場しない文明に由来する名前がつきます。ゲームをしながら地理のトリビアを楽しめるわけです。川や山の名前に詳しくなれば、まだ遭遇していない文明を推測する手がかりにもなるでしょう。

嵐の訪れ」の開発中、火山や水害を盛り込んでいる途中で、天候に関わるシステムも用意しないと、本当に生きた世界は作れないと考えるようになりました。干ばつと4種類の嵐が追加され、これによって自然災害が起きるリスクがマップ全体に広がりました。嵐がもたらす歴史的な影響を考えるのは楽しいものでした。ハリケーンは洋上の船を沈め、砂嵐は砂漠に吹き荒れ、近くの都市を砂まみれにします。ブリザードはロシアへ侵攻を企む勢力にとって、ひときわ危険です。どの嵐も被害をもたらす可能性がありますが、影響を受けたタイルが肥沃になる砂嵐とハリケーンは活かせることもあります。

嵐のごとく席巻せよ

地球は行く手に試練を用意してきますが、人類はそのたびに適応してきました。先ほどご紹介したダム区域などは、自然の力を制御して予測不能なものを予測の範囲に収めようとする、歴史的にも最初期の取り組みです。ゲーム上、ダムを作ると素晴らしい効果が得られます。ダムは貯水池となり、その都市の住宅と快適性がブーストされます(時代が進むとダムに水力発電機能をつけて、クリーンな電力も得られるようになります。「電力」システムも「嵐の訪れ」で追加されました)。

次にご紹介するのは、多くのファンに喜んでいただけると思われる新要素、「運河」区域です。これまでも度々リクエストをいただいていたので、今回の拡張パックで完成して嬉しく思っています。この話には3つのポイントがあります。まず両側を海に挟まれた地峡、すなわち1タイルの幅しかない陸地に都市を建てる行為 (ファンの間では運河都市と呼ばれていました) を正式な仕様として認定し、専用のマップアートを用意しました (船が通れる航路が視覚的に表現されています)。次に運河区域の導入です。運河を作るとそのタイルは船が通行できます。都市と連結できるので、都心の周りに2つの運河区域をつなげれば、海に挟まれた陸地に3タイルの通り道を作れます。最後に遺産です。『シヴィライゼーション VI』チームは「人があり、計画があり、運河あり。それがパナマ運河だ」という名言を知り、パナマ運河を遺産として登場させました。「嵐の訪れ」にはこの遺産にまつわる実績も用意しています。運河区域や都市と組み合わせ、7タイルの船の道を作ると解除されますので、ぜひ挑戦してください。

土木関係のアップグレードはまだまだあります。「嵐の訪れ」では、「山岳トンネル」や「鉄道」も作れるようになっています。新たな方法でマップを意のままの形に変え、ユニットや交易品を効率よく帝国の隅々まで送り届けましょう!

後の祭りでは遅すぎる

物事がいつも簡単に解決できるとは限りません。地球と人類の間には、解決されないまま残っている対立もあります。地球との関わりをテーマとする拡張パックで、地球温暖化と気候変動の要素を導入するのは理にかなったことではないでしょうか。この決定は、ゲーム中盤以降に厚みを出す目標ともうまくマッチしてくれました。プレイヤーの行動がゲームの世界に一切影響を与えないようではいけないと感じていましたので、あらゆるターンのあらゆる判断が恒久的で全世界的なインパクトを与えるようにして、関係がより密になるよう変更しました。

嵐の訪れ」で初登場となる電力システムは、うまく利用すればゲーム後半に登場する建造物の性能を高められます。これに伴い、一部の戦略資源 (石炭、ウラン、石油) を発電用の燃料として使えるようになっています。ただし、こうした資源を用いた発電は世界のCO2レベルに悪影響をもたらし、地球の気温を大きく変動させる危険性と隣り合わせです。水害や嵐の発生率が高まり、海水位が上昇し、極地の氷が溶ける危険もあります。沿岸に都市を作るときは、戦略資源を用いた発電が普及した場合に備えて 、海面上昇によって都市が脅かされるリスクも計算しましょう。自分だけでなく、他の文明もこうした発電をおこないます。技術の研究が進むと、地熱、風力、太陽エネルギーなど、代替エネルギーも利用できるようになります。

力を合わせれば問題を解決できる… かも?

「外交による勝利」を求める声は以前から多数寄せられていました。このご要望を実現するには、外交の舞台となる国際会議を用意する必要があったため、双方を追加しました。「嵐の訪れ」では、「外交的支持」という新たなポイントが登場しています。外交的な善意を形にしたもので、「世界会議」での投票力として使用できます。外交的支持を多数投じるほど、自分の意見を世界のコミュニティに通しやすくなるのです。一方、従来の好戦性ペナルティが廃止され、新たに「不平」が登場しています。これはプレイヤーの間で綱引きのように働きます。これまでに奇襲攻撃を受け、報復として都市を奪った経験のある方ほど、このシステムのアップデートを歓迎いただけるのではないでしょうか。他の指導者は、こうした反撃がまったく適切なものだと受け止めるようになります。

世界会議では、外交的支持を使って「決議」に投票できます。決議とは話し合いによって決められるルールで、次の世界会議まで強制力を発揮します。決議にはプラスとマイナスの効果があり、対象が指定されます。毛皮の禁止や熱帯雨林の伐採を禁止する決議に投票することもできますし、全文明が特定の区域にそれ以上建造物を建てることを禁じる決議に票を投じるかもしれません。外交的支持は世界のコミュニティに世界博覧会、世界大会、災害に対する支援要請、緊急事態など、国際的な「コンペ」を開催してもらう時にも役立ちます。こうしたコンペには、それぞれ独自の報酬が用意されています。

新たな外交による勝利との結びつきを説明しましょう。世界会議では、世界のリーダーとなるべき文明を選ぶ投票が定期的に行われ、勝つと専用のポイントが得られます。このポイントが一定まで貯まると「外交による勝利」を達成できます。このポイントは、他にも支援要請のコンペに勝ち、「ノーベル平和賞」の受賞で加算されます。この勝利を達成するには、他文明の指導者に愛される立派な指導者にならなければなりません。

未来に思いを馳せて

別の試みとして、『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ』には技術と社会制度ツリーに新たな時代が追加されています。まだ実現していない、思考実験的な技術も含まれる時代です。未来を予見することはできないため、新たな時代に特定の道を作ることはやめるべきだと判断しました。この新ツリーの分岐は若干のランダム性を伴うものになるでしょう。現時点では詳しくお話できませんが、終盤の時代は現行の「科学による勝利」、「文化による勝利」、「制覇による勝利」に新たな刺激を加える、新要素が解除されるとだけ申し上げておきましょう。

今度は誰が?

ここまで『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ』について語ってきましたが、本作には魅力あふれる指導者や文明が新登場することをお伝えするべきでしょう。詳細についてはこれから数ヶ月の間にご紹介します。ファンのお気に入りも復活していますが、新たなテイストも加えているのでご期待ください。もちろんシリーズ初登場となる文明も登場します。これまでのDLCや拡張パック同様、本作も新しいシステムと深く結びついた文明を登場させる方針で開発しています。環境関連のイベントや世界会議など、新システムと面白く絡む文明もありますのでお楽しみに。

以上は『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ』の新要素のほんの一部でしかありません。2019年2月14日(木)の正式リリースまでにお伝えしたいことが山ほどあります。ぜひ私たちのライブ配信やソーシャルチャンネルをフォローして、最新のニュースをチェックしてください。

要約

以上、エドのメッセージはいかがでしたでしょうか。『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ』は、Firaxis Games が手がけた「シヴィライゼーション」作品として過去最大の拡張パックとなります。お手元にお届けできる日を心待ちにしています。最後に本作品の機能全体をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

-    黒い死神: 黒死病は14世紀中ごろにヨーロッパと西アジアで猛威をふるい、世界史上類を見ない被害をもたらした。犠牲者の数は数百万人に達し、経済は破綻。いくつもの王朝が倒れ、西方世界の様相は一変した… この未曾有の災厄の中、国を導くことがあなたに課せられた使命です。恐怖と絶望が支配する世界で、人口の減少を抑え、強い経済を維持し、揺らぐことのない信仰を確立してください。

-    機械化戦争: 第一次世界大戦が幕を開けて間もない頃、ドイツ帝国軍が大胆な計画を実行に移そうとしていました。その計画とは中立国ベルギーに侵攻し、本格的な抵抗の前にフランスの中心地を制圧しようというものです。成功すればドイツ軍は1ヶ月以内にパリを掌握し、フランスの抵抗を永遠に終わらせられるでしょう。対するフランス軍はプラン17という総力戦でドイツ軍の侵攻を阻止する構えでした。戦いの火蓋が切って落とされると、両軍はただちに行動を起こし、世界の歴史においても稀に見る、衝撃的な激戦が開始されました。このマルチプレイヤーシナリオでは、正反対の立場で臨む2つの大国のいずれかを選んで戦います。ドイツを選ぶとパリの制圧が目的となり、フランスを選んだ場合はドイツの侵攻を防ぐことが目的となります。時は刻一刻と流れ、敵は着実に迫ってきます。前進の号令を!

 

『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ 』Windows PC 版は2019214日に発売されます。 ハッシュタグ #あと1ターン を利用して、ソーシャルメディアでの話し合いをフォローしてください。『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』に関する最新のニュースや情報をチェックできるよう、ソーシャルメディアで『シヴィライゼーション』シリーズのフォローをお忘れなく。